長田組ブログ

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重量鉄骨とは一体どんなものか?重量鉄骨造の5つの特徴とは?

みなさんは、鉄骨には重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類があることはご存じでしょうか?

2つの中でも重量鉄骨は文字通り重く、部材が厚いという特徴があります。

ちなみに鉄骨造では重量鉄骨がよく使われています。では重量鉄骨とはどんな鉄骨なのでしょうか。

今回は重量鉄骨とは一体どんなものか 重量鉄骨造の5つの特徴とは について詳しくご紹介します。

重量鉄骨とは一体どんなものか?

みなさんは、重量鉄骨とはどんなものと思いますか?

重量鉄骨を一言でいうと「部材の厚さが6mmを超える鋼材」のことです。

一般的に建てられている鉄骨造のビルに多い鉄骨材です。

また、重量鉄骨は、製鋼所で「熱間圧延加工」で製造されています。

熱間圧延加工とは、900℃~1200℃の高温で加工する方法のことです。

熱間圧延加工には、加工しやすいという特徴があり、量産タイプです。よってコスパに優れています。

ただし、逆に精度が高い加工や、薄い加工が不得意です。

重量鉄骨造の見分け方とは?

鉄骨造には、重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類があります。

この2つを見分ける方法は、建物のボリュームで見分けることができます。

3階建て以上のマンションやビルは、一般的に重量鉄骨造で建てられています。

逆に、2階建ての高さの戸建て住宅・アパート・店舗などは軽量鉄骨造です。

またハウスメーカー製の「プレハブ住宅」も軽量鉄骨造です。

まとめると、3階建て以上、または横に広い建物であれば、重量鉄骨造の可能性が高くなります。

重量鉄骨造の5つの特徴!

重量鉄骨を使った構造体のことを重量鉄骨造といいます。

では、重量鉄骨造には一体どんな特徴があるのでしょうか。

こちらでは、重量鉄骨造の5つの特徴について詳しくご紹介します。

重量鉄骨造は間取りの自由度が高い!

重量鉄骨造の1つ目の特徴が「間取りの自由度が高い」ことです。

重量鉄骨造の最大のメリットなのが、柱と梁の強度が高いことです。よって柱と柱のスパン(間隔)を、広くとることができます。

そのため、大きな空間を造ることができ、間取りの自由度を高くすることができます。

また、下階と上階の間のスラブ(床)を取り除くことができ、吹き抜けなども造ることができます。

重量鉄骨造は、上下左右に自由な間取りを設計することができる構造体です。

重量鉄骨は高層ビルの建築に向いている!

重量鉄骨造の2つ目の特徴が「高層ビルの建築に向いている」ことです。

重量鉄骨造は、一般的に「鉄骨ラーメン工法」が採用されています。

鉄骨ラーメン工法は、柱と梁を溶接することによって、一体化した「枠(わく)」を造ります。その「枠」をさらに溶接でつなげることによって、構造体の強度が高くなり、高層階建築が可能になります。

よって、高層階のビルやマンションの建築に重量鉄骨造は向いています。

重量鉄骨造は防音性が高い!

重量鉄骨造の3つ目の特徴が「防音性が高い」ことです。

重量鉄骨造であれば、当然柱や梁などの部材の厚みが厚くなります。

そのため、間仕切り壁なども厚くなることから、必然的に防音性も高くなります。

重量鉄骨造は建築費用が高くなる!

重量鉄骨造の4つ目の特徴が「建築費用が高くなる」ことです。

重量鉄骨造にすると、鉄骨の材料費と加工費、建築費がかかります。

重量鉄骨造の場合は、部材の厚みが厚くなり、部材が増えることで全ての価格が上がります。

また、建物階層が高くなるほど、地盤に重量がかかることから、地盤の補強工事をする必要があり、その点でも価格が高くなる傾向があります。

重量鉄骨造の耐用年数が34

重量鉄骨造の5つ目の特徴が「耐用年数が34年」です。

みなさんは、建物には耐用年数があることはご存じでしょうか?

では重量鉄骨造の耐用年数はどれくらいなのでしょうか。

法定耐用年数では、骨格材の厚さが4mm以上の鉄骨造は34年とされています。

よって、厚さ6mm以上である重量鉄骨造は34年となります。 ただし、実際には34年以上経っても使用には問題はありません。