長田組ブログ

blog

鉄骨工事に使われる!鉄骨工場の5つのグレード!

みなさんは、鉄骨を製造する鉄骨工場には「5つのグレード」があることはご存じでしょうか?

鉄骨工場は、その能力に応じて5つのグレードにランク付けされています。

では、鉄骨工場には一体どんなグレードの工場があるのでしょうか。

今回は 鉄骨工事に使われる 鉄骨工場の5つのグレード についてわかりやすくご紹介します。

鉄骨工場の5つのグレードとは一体どんなものか?

みなさんは鉄骨工場の5つのグレードとは、一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工場の5つのグレードを一言でいうと「主に高さ・延床面積・種類・板厚・通しダイアフラム・ベースプレートの6つの項目によって、決められる鉄骨工場のグレード(区分)」のことです。

「鉄骨製作工場認定制度」によって決められています。

鉄骨工場が5つのグレードに分かれている理由

鉄骨工場が、5つのグレードに分かれているのは、次の理由が関係しています。

鉄骨材の発注者に対して、鉄骨工場が適正な品質の鉄骨材を生産・供給する能力と技術力があるのかを証明するためです。

簡単にいうと、発注者が求める鉄骨材の品質を造れる工場かどうかを、一目で判断できるようにするためです。

鉄骨工場の5つのグレードとは?

鉄骨工場は、上から順に次の5つのグレードに分かれます。

高さ・延床面積・種類・板厚・通しダイアフラム・ベースプレートの6つの項目でご紹介します。

①Sグレード(最上位)

Sグレードは、最上位のグレードです。

全ての項目に関して無制限です。

どんな鉄骨材も造ることが可能です。

全国でわずか13社しか、Sグレード認定はありません。

項目上限
高さ制限なし
延床面積制限なし
種類制限なし
板厚制限なし
通しダイアフラム制限なし
ベースプレート制限なし

➁Hグレード(第2位)

Hグレードは、Sグレードに続く上から2番目のグレードです。

一般的に高層ビル用の鉄骨材を中心に製造しています。

年間6,000トンほどの製造力を有しています。

項目上限
高さ制限なし
延床面積制限なし
種類520Nまで
板厚60mm以下
通しダイアフラム70mm以下
ベースプレート制限なし

Mグレード(第3位)

Ⅿグレードは、ℍグレードに続く上から3番目のグレードです。

一般的に中高層ビル用の鉄骨材を中心に製造しています。

需要が多いことから、全国的にも工場数が多いグレードです。

年間2,400トンほどの製造力を有しています。

項目上限
高さ制限なし
延床面積制限なし
種類490Nまで
板厚40mm以下
通しダイアフラム50mm以下
ベースプレート制限なし

④Rグレード(第4位)

Rグレードは、Ⅿグレードに続く上から4番目のグレードです。

一般的に5階以下の中層ビル用の鉄骨材を中心に製造しています。

年間800トンほどの製造力を有しています。

項目上限
高さ20m以下/5階以下
延床面積3000㎡以下
種類490Nまで
板厚25mm以下
通しダイアフラム32mm以下
ベースプレート75mm以下

⑤Jグレード(第5位)

Jグレードは、Rグレードの下の最下層のグレードです。

一般的に3階以下の低層ビル用の鉄骨材を中心に製造しています。

年間400トンほどの製造力を有しています。

項目上限
高さ13m(軒高10m)以下/3階以下
延床面積500㎡以下
種類400Nまで
板厚16mm以下
通しダイアフラム490Nまで/22m以下
ベースプレート490Nまで/75mm以下