長田組ブログ

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高力ボルトと鉄骨工事!高力ボルトとは一体どんなものか?

高力ボルトと鉄骨工事!高力ボルトとは一体どんなものか?

みなさんは、鉄骨工事に関係する部品で「高力ボルト」というものがあることはご存じでしょうか?

高力ボルトは、鉄骨工事には必需品です。

では、高力ボルトとは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は 高力ボルトと鉄骨工事 高力ボルトとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

高力ボルトとは一体どんなものか?

みなさんは、高力ボルトとは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する高力ボルトを一言でいうと、

 「高張力鋼製で、強度の高いボルト」のことになります。

高力ボルトは、摩擦接合用高力六角ボルト・ナット・座金が1セットです。

高力ボルトは通称「ハイテンションボルト」といいます。

高力の読み方は「こうりょく」「こうりき」など呼ばれています。

高張力鋼とは?

高張力鋼(こうちょうりょくこう)とは、引張強度が340MPa~790MPaの鋼材のことです。(日本国内基準)

高張力鋼とは、別名「ハイテン」といいます。

引張強度とは、ある部材を引張った時、破断するまでに要した強度を数値化したものです。

単位は「MPa」です。

ちなみに980MPa以上の鋼材は、超高張力鋼といいます。

高力ボルトの6つの特徴!

高力ボルトには、次の6つの特徴があります。

①高張力鋼製

➁基本的に締付は、仮締め → 一次締め → マーキング → 本締めの二度締め

➂締付けのトルクは、中ボルト(普通ボルト)よりも、高いトルクでの締付けを行う

④一度使用した高力ボルトは、再使用してはいけない

⑤「溶融亜鉛メッキ高力六角ボルト」「トルシア形高力ボルト」の2種類が主に使われている

⑥中ボルト(普通ボルト)よりも、1サイズ大きい

※➁のマーキングの理由は、適切に本締めされたかを確認するためです。

高力ボルトの2つ種類と鉄骨工事

高力ボルトには「溶融亜鉛メッキ高力六角ボルト」「トルシア形高力ボルト」の2つの種類があります。

それぞれの特徴と鉄骨工事との関係についてご説明します。

溶融亜鉛メッキ高力六角ボルト

溶融亜鉛メッキ高力六角ボルトとは、ボルトセットの表面に「溶融亜鉛メッキ」を塗った高力ボルトです。

溶融亜鉛メッキとは、さび止めのことです。

鉄骨工事では、構造用鋼材が溶融亜鉛メッキ塗装されると、必然的に溶融亜鉛メッキ高力六角ボルトが使われます。

また屋外などの露出した箇所にも使われます。

ただし、一般的な高力ボルトと比べると、若干強度が下がります。

溶融亜鉛メッキ高力六角ボルトは、ナット回転法で本締めを行います。

トルシア形高力ボルト

トルシア形高力ボルトとは、必要な締め付けトルクが得られると、破断する仕組みに造られている高力ボルトです。

ボルトの先端のピンテールの破断で締付力が確認できます。

鉄骨工事では、トルシア形高力ボルトは、ピンテールの破断で、本締めが完了したことが証明されます。

よって、マーキングの必要がありません。

施工管理が簡単であることから、現在ではトルシア形高力ボルトの採用が増加傾向にあります。