長田組ブログ

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摩擦接合用高力六角ボルトと鉄骨工事!摩擦接合用高力六角ボルトとは?

みなさんは、鉄骨工事に関係する部品で「摩擦接合用高力六角ボルト」というものがあることはご存じでしょうか?

摩擦接合用高力六角ボルトは、鉄骨工事で使われる高力ボルトです。

では、摩擦接合用高力六角ボルトとは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は 摩擦接合用高力六角ボルトと鉄骨工事 摩擦接合用高力六角ボルトとは についてわかりやすくご紹介します。

※摩擦接合用高力六角ボルトの等級は「F10T」です。

摩擦接合用高力六角ボルトとは一体どんなものか?

みなさんは、摩擦接合用高力六角ボルトとは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する摩擦接合用高力六角ボルトを一言でいうと、

 「別々の鋼材同士を強く密着させ、摩擦力によって一体化させる高力ボルト」のことです。

鋼材接合の3つの方法

ボルトを使った鋼材の接合には、次の3つの接合方法があります。

❶摩擦接合

❷支圧接合

❸引張接合

接合とは、部材をつないで一体化することです。

摩擦接合とは一体何か?

摩擦接合用高力六角ボルトが主に使われるのが「摩擦接合」です。

鉄骨造建築では、主要部材の接合には「高力ボルトのみ」しか使えません。

「摩擦接合」は「摩擦力」によって部材同士を一体化させる方法です。

摩擦力を高める3つの方法

「摩擦接合」で「摩擦力」を高めるには、次の3つの方法があります。

軸力の導入

軸力の導入とは、部材と部材をつなぎ、摩擦接合用高力六角ボルトを通し、トルクをかけ、締め付けることです。

この締め付ける力のことを「軸力」といいます。

この「軸力」が強ければ強いほど「摩擦力」が高くなり「摩擦接合」され部材が一体化します。

接合面の抵抗

接合面の抵抗とは、部材の接合面同士がザラザラして、抵抗が高くなると「摩擦力」が高くなり「摩擦接合」され部材が一体化します。

接合面の密着の程度

接合面の密着の程度とは、部材の接合面がより密着の程度が広いことで「摩擦力」が高くなり「摩擦接合」され部材が一体化します。

これら3つの条件がそろうことで、摩擦接合用高力六角ボルトは高い「摩擦接合」が実現されます。

摩擦接合用高力六角ボルトの等級

摩擦接合用高力六角ボルトの等級は「F10T」になります。

「F10T」の引張強度・ボルトの締め付け方法は次の通りになります。

引張強度

引張強度:1000~2000N/mm²

引張強度とは素材を引張った時に、破断するまでに要した力によって求められる機械的強度のことです。

ボルト締めの方法

ボルト締めの方法:ナット回転法

ナット回転法とは、ナットの回転角度により、締めを判断する方法です。

摩擦接合用高力六角ボルトのボルト締めの方法は、ナット回転法が採用されます。

摩擦接合用高力六角ボルトが鉄骨工事で使われる場所 摩擦接合用高力六角ボルトが鉄骨工事で使われる場所は、鉄骨建築物・橋梁など、幅広い場所で使われています。