長田組ブログ

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地切りと鉄骨工事!地切りとは一体どんなものか?

みなさんは、鉄骨工事に関係する専門技術で「地切り(じぎり・ちぎり)」というものがあることはご存じでしょうか?

地切りは、鉄骨工事では、玉掛け作業の中にあります。

では、地切りとは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は 地切りと鉄骨工事 地切りとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

地切りとは一体どんなものか?

みなさんは、地切りとは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する地切りを一言でいうと

 「鉄骨材(荷重)を、地面・床面から数センチ以上吊り上げたまま一旦停止すること」です。

また、地切りとは本来は「地面からの切り離し」という意味からつけられています。

元々地切りは、地面から離すことですが、鉄骨工事などの建設現場では、安全確認のための一旦停止の意味で使われています。

地切りはいつ行われるのか?

地切りが行われるタイミングは、鉄骨工事現場では、鉄骨材(荷重)を、クレーンで移動させる時です。

鉄骨材などに、ワイヤーロープをかけて、そのワイヤーロープをクレーンのフックにかける作業を「玉掛け(たまかけ)」といいます。

この玉掛けの時に、地切りは行われます。

なぜ、地切りをやるのか?

では、なぜ地切りをやるのでしょうか?

地切りを行う1番の目的は、玉掛けでの安全確認のためです。

クレーンで鉄骨材を持ち上げると、傾き・荷崩れ・吊り荷の落下などが発生することがあります。

なので、地面から吊り上げて、一気に目的の箇所まで移動させようとすると大変危険です。

移動させている最中に傾き・荷崩れ・吊り荷の落下などが発生すると大事故になります。

そのため、地面・床面から数センチ以上吊り上げたままで一旦停止して、傾き・荷崩れ・吊り荷の落下などが発生しないかを確認します。

地切りは玉掛け3・3・3運動に含まれる!

地切りは玉掛け3・3・3運動に含まれています。

玉掛け3・3・3運動とは、安全に鉄骨材(荷重)を吊り上げ移動するための安全運動のことです。

こちらでは玉掛け3・3・3運動についてご紹介します。

①地切り・30cm

地切り・30cmとは、鉄骨材を地面・床面から約30cmほど巻き上げたところで一旦停止することです。

➁地切り・停止3秒

地切り・停止3秒とは、一旦停止した状態を約3秒間維持することです。

この時、鉄骨材に傾き・荷崩れ・吊り荷の落下などが発生しないかを確認します。

➂地切り・吊り荷から3m離れる

地切り・吊り荷から3m離れるとは、鉄骨材が吊られたまま一旦停止している状態は大変危険です。

吊り荷につけた介錯ロープを持って、作業者は3m離れる必要があることをいいます。 以上の3つの状態に問題がなければ、鉄骨材を目的箇所までクレーンで一気に移動することができます。