長田組ブログ

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地組と鉄骨工事?地組とは一体どんなものか?

みなさんは、鉄骨工事に関係する作業で「地組(じぐみ)」というものがあることはご存じでしょうか?

地組は、鉄骨工事の建て方の時に行われる作業の1つです。

では、地組とは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は 地組と鉄骨工事 地組とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

地組とは一体どんなものか?

みなさんは、地組とは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する地組を一言でいうと

「鉄骨材を現場の地上で組み立てること」をいいます。

鉄骨工事では、そのまま鉄骨材を運搬できないことがあります。

その場合は、工場製作された鉄骨材を部分的に分割します。

その分割した状態で、現場まで運び、現場の地上で組み立てて工場製作された状態に戻します。

これら一連の作業のことを一般的には地組といいます。

仮組とは?

地組に似た作業で、仮組(かりぐみ)というものがあります。

仮組とは、工場製作ヤードで、仮の組み立て作業を行うことです。

仮組は、大規模な鉄骨構造物、複雑な取り合いのある鉄骨構造物の時に行われます。

理由は、現場で精度が確保できる接合が可能かを確認するためです。

一度工場内で完成形を組み立てて、確かめます。

一般的な地組の流れ

こちらでは一般的な地組の流れについてご紹介します。

①工場での仮組

工場での仮組とは、大規模な鉄骨構造物、複雑な取り合いのある鉄骨構造物を、一度工場内で完成形を組み立てる作業です。

全ての鉄骨建造物ではありませが、大がかりな鉄骨材に対しては行われます。

➁現場搬送

現場搬送とは、一度仮組した鉄骨材を、もう一度運搬できる形にまで分解して、現場まで運搬することです。

➂現場仮置き

現場仮置きとは、現場に運搬してきた鉄骨材を、現場の敷地内に仮に置くことをいいます。

この時、バラバラに置くのではなく、建て方をしやすい順序に配置します。

④地組

ここから地組に入ります。

❶地組をする時には、ボルト接合する複数の鉄骨材をクレーンで、地上の安全な場所に移動します。

ボルト接合とは、複数の鉄骨材をボルトでつなぎ合わせることをいいます。

❷鉄骨材を交互からはめ合わせます。

❸手道具のシノを使い、鉄骨材の穴を合わせます。

❹高力ボルトを全ての穴にセットします。

❺裏側からナットを手締めします。

❻この後、高力ボルトがトルシア形高力ボルトであればシャーレンチを使います。

また、一般的な高力ボルトであればインパクトレンチでの締め付けを行います。

締め付けOKであれば、鉄骨材同士の接合は完了です。

⑤現場取付

現場取付とは、地上で地組した鉄骨材をクレーンで吊って、所定の場所に取付て接合することです。

こちらでも、高力ボルトを本締めできれば現場取付完了です。