長田組ブログ

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ウェブと鉄骨工事?ウェブとは一体どんなものか?

みなさんは、鉄骨工事に関係する鉄骨材の部分の名前で「ウェブ」というものがあることはご存じでしょうか?

ウェブは、一般的な鉄骨材のある部分のことです。

では、ウェブとは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は ウェブと鉄骨工事 ウェブとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

ウェブとは一体どんなものか?

みなさんは、ウェブとは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係するウェブを一言でいうと、

 「鉄骨材の天板と天板をつなぐ中央の板」のことです。

ウェブはどの箇所のことか?

ウェブの箇所をH鋼を使ってご説明します。

断面からH鋼を見ると「 I 」「ー」「 I 」の3つのパーツに分かれます。

この時、天板をつなぐ「ー」の部分が、ウェブになります。

ちなみに天板である「 I 」「 I 」の部分は、フランジといいます。

ウェブにはどんな役目があるのか?

鉄骨材で天板と天板をつなげる中央の板に使われているのがウェブです。

では、その役目とは、一体どんなものなのでしょうか?

こちらではウェブの2つの役目についてご説明します。

①上下のフランジを同時に曲げる

ウェブの1つ目の役目が「上下のフランジを同時に曲げる」ことです。

鉄骨材H鋼の上下2枚の天板の部分を、フランジといいます。

一般的に鉄骨造を建てる時、このフランジに荷重(重さ)がかかるように建てられます。

上フランジに荷重がかかると、上フランジは下に向かって曲がります。

この上フランジを荷重が曲げる力のことを「曲げモーメント」といいます。

仮にこの鉄骨材が梁である場合、梁に曲げモーメントが発生していることになります。

この時ウェブは、上フランジにかかった曲げモーメントを下フランジに伝え、一緒に間がります。

結果、上下2枚のフランジは、曲げモーメントを負担します。

この時、H型断面でフランジは曲げモーメントに抵抗するといいます。

そして、上下2枚のフランジの曲げモーメントへの抵抗をアシストしているのがウェブということです。

➁せん断力に抵抗する

ウェブの2つ目の役目が「せん断力に抵抗する」ことです。

ウェブの本来の役目は、せん断力に抵抗することです。

せん断力とは、物体をはさみ切るような作用のことです。

せん断力によって、物体の断面に生じる内力をせん断応力といいます。

ウェブは鉄骨材にかかるせん断応力に対して抵抗して、せん断を防ぐ役目をします。

これにより、鉄骨材を引き千切りから守っています。

まとめると、曲げモーメントは上下フランジが負担し、せん断力はウェブが負担するということになります。 このように鉄骨材は上下フランジとウェブがお互いに助け合い、合理的に機能する部材ということになります。