長田組ブログ

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STKRと鉄骨工事?STKRとは一体どんなものか?

あなたは鉄骨材の名称で「STKR」というものがあることはご存じでしょうか?

STKRは、鉄骨造の建物の部材に使われる鉄骨材のことです。

では、STKRとは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は STKRと鉄骨工事 STKRとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

STKRとは一体どんなものか?

あなたはSTKRとは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係するSTKRを一言でいうと

 「角型鋼管」のことです。

正式名称は「一般構造用角形鋼管」といいます。

STKRは「Steel tube K Rectangular」の略です。

Steel=鋼材、tube=管、K=構、Rectangular=長方形の意味がそれぞれあります。

STKRの歴史!

STKRが登場したのは、1970年代頃からです。

一時期は、鉄骨ラーメン構造の柱材日の字Hの後継材として、中小規模の鉄骨造の建物の柱材に使われていました。

その後、1981年に建築基準法(新耐震設計法)が改正されたことで、STKRよりも高性能な冷間成形角形鋼管の開発が進みます。

1994年にBCR・BCPが正式に規格化されると、鉄骨造の柱材として地位を譲ることになります。

STKRの現在の用途!

現在STKRは、中小規模の鉄骨造の建物の柱材(200角以上)に使われています。

特に平屋建てなどのように、柱に重量がかかり過ぎない建物の柱材に採用されています。

また、一般的な鉄骨造では、二次部材である間柱などが用途です。

その他には屋根トラス・橋梁トラス・フレーム・鉄塔・梁などの形鋼などに広く使われます。

STKRの製造方法!

STKRの製造方法はメーカーによって様々な方法があります。

それぞれご紹介します。

❶鋼管を角形に成形する

❷鋼板を曲げ、L字型のアングルを造り、溶接でつなげ角型に成形する

❸冷間ロール成形角形鋼管の製造法で造る(BCR・BCPよりも、化学成分の規定項目が少ない)

という製造法で造られています。

角形の形状については、断面が「正方形」のものと「長方形」の2種類があります。

STKRは「STKR400」と「STKR490」が主流!

STKRシリーズは2種類しかありません。

そのためSTKRは「STKR400」と「STKR490」が主に使われています。

それぞれの特徴をご紹介します。

①STKR400とは?

STKR400の成分上の特徴は、炭素量が0.25%以下の低炭素鋼です。

STKR400の名前の由来は「引張強さが400N/mm2以上」あることです。

➁STKR490とは?

STKR490の成分上の特徴は、炭素量が0.18%以下ということです。

STKR490の名前の由来は「引張強さが490N/mm2以上」あることです。

引張強さとは、鋼材の引張力に対する最大の強度のことになります。