長田組ブログ

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親綱と鉄骨工事!親綱とは一体どんなものか?

あなたは鉄骨工事の作業に「親綱(おやづな)」というものが必要なことはご存じでしょうか?

親綱は鉄骨工事の作業の時に使われるツールのことです。

では、親綱とは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は 親綱と鉄骨工事 親綱とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

親綱とは一体どんなものか?

あなたは親綱とは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する親綱を一言でいうと

 「高所作業の時に、安全帯(ベルト+命綱)をかけるために設置するロープ」のことです。

親綱は高所作業を安全にするために開発された高性能ロープになります。

現場で働く人命を守るために、柱と柱の間にたるまないようにピーンと張られます。

ちなみに親綱の名前の由来は、高所作業のように非常に危険な場所で、作業者が由一自分の親のように最後に頼りにできる綱(ロープ)から来ています。

親綱は支柱に取り付けられることで、高所作業で作業員の最後に頼れる綱として、その能力を最大限発揮してくれます。

※現在鉄骨工事の時に使われる安全帯は、ハーネス型安全帯が主流です。

親綱の各パーツ

こちらでは親綱の各パーツについてご紹介します。

基本的に親綱は次の4つのパーツから構成されています。

❶ロープ部

❷フック部

❸緊張器

❹結び部

それぞれご紹介します。

❶ロープ部

ロープ部とは親綱の本体部分のロープのことです。

一般的にはテトロン素材(ポリエステル)が広く採用されています。

あらゆる天候に対応しており、繰り返し何度使っても劣化しにくく、硬化することがありません。

平面・角部ともに強く、耐摩耗性がバツグンに高いです。

❷フック部

フック部とは支柱や鉄柱などに引っ掛けることができるフック型のパーツのことです。

一般的にはスチール素材が採用されています。

フックがあることで、自由度が高い脱着が可能です。

❸緊張器(きんちょうき)

緊張器とは、親綱をピーンと引っ張るための絞り込み用のパーツです。

一般的にはステンレス素材が採用されています。

緊張器を使う理由は親綱のゆるみを解消するためです。

緊張器を通してロープを引っ張ると、ゆるみがなくなり、ピーンと親綱を引っ張ることができます。

緊張器にはフック付きもあり、その場合両方に引っ掛けて使えます。

緊張器張力は10~20kgfなので、手作業で簡単に伸縮ができます。

❹結び部

結び部とはフック部の反対側の末端のことです。

末端がばらけないように結んであります。

親綱の取り付け方

こちらでは一般的な親綱の取り付け方についてお伝えします。

❶梁部に支柱を等間隔(約10m以内)で設置します。

❷支柱の頭部に、親綱のフック部を引っ掛けます。

❸緊張器のフック部を反対側の支柱の頭部に引っ掛けます。

❹緊張器を通した親綱を最大限に引っ張り、ピーンと伸ばします。

❺梁部にある全ての支柱に同じように親綱を張ります。

以上で、親綱の取り付け方は完了です。