長田組ブログ

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鉄骨工事に必須のタワークレーン!タワークレーンの組み立て手順!

高層ビル、大型施設の建て方に必須なのがタワークレーンです。

車両一体型のクレーンであればそのまま現場に乗り込んで、すぐにクレーン作業ができます。

それに対し、タワークレーンは現場での組み立てが必要です。

そして実際にタワークレーンを現場で組み立てることができるのは鳶職人です。

では、タワークレーンは一体どんな手順で組み立てるのでしょうか。

今回は 鉄骨工事に必須のタワークレーン・タワークレーンの組み立て手順 についてわかりやすくご紹介します。

①基礎とベースフレームの設置

タワークレーン組み立ての最初の作業が、基礎とベースフレームの設置です。

基礎とベースフレームの設置とはタワークレーンの根元の基礎部とベースフレームを設置する作業のことになります。

基礎とベースフレームの設置には主に次の3つの方法があります。

❶穴を掘った後に、鉄筋コンクリートを打設し、ベースフレームを取り付ける

❷地盤が固い時はそのまま鋼杭を打ち込み、杭頭にベースフレームを取り付ける

❸地中梁にアンカーボルトを打ち込み、ベースフレームを取り付ける

の3パターンです。

➁ラフタークレーンでタワークレーンのパーツを現場におろす

タワークレーンの組み立てには、車両一体型のラフタークレーンが必要になります。

ラフタークレーンでタワークレーンのパーツを現場におろしたり、実際の組み立てをします。

➂台座用の柱を取り付ける

ベースフレームが基礎とつながったら、タワークレーンの台座用の柱がつなげられます。

現場によっては台座用の柱がないタワークレーンもあります。

④ベースの台座を取り付ける

次にタワークレーンの台座用の柱に、ベースの台座を取り付けます。

ベースの台座にはクレーン本体のパーツが載ります。

⑤マストの設置

タワークレーンの台座の設置後は、マスト(タワークレーンが登っていくための柱)を取り付けます。

マストは階層が高くなるたびにつぎ足されます。

⑥クライミングフレームの設置

クライミングフレームとは、タワークレーンの昇降機のことです。

これでマストを上下に昇降します。

⑦旋回フレームの設置

旋回フレームとは、タワークレーン本体を360°水平旋回する装置のことです。

⑧動力部の設置

動力部にはタワークレーンのワイヤーを巻き上げる装置と、ジブ(ブーム)を上下させる起伏装置の2つがあります。

⑧運転室の設置

運転室とはタワークレーンをオペレータが操縦する部屋のことです。

無人でリモコン操作ができるタワークレーンもあり、その場合運転室はありません。

⑨トラス・ジブの設置

トラスとはジブを吊るための三角形のパーツです。

ジブとはタワークレーンの腕の部分になります。

⑩ワイヤーロープの設置

トラス・ジブが設置されたら、ワイヤーロープを設置します。

これをワイヤーリングといいます。

最後にジブの先端の滑車を通し、フックを通し、ワイヤーロープを張り、ジブを起こしたら組み立ては完了です。

⑪クライミング・動作確認

組み立てが完了したら、タワークレーンのクライミング・動作確認を行います。

⑫監督署の検査

最後に監督署の検査でOKがでたら、現場で使うことができます。

以上、タワークレーンの組み立ての一連の作業は、鳶職人が中心になって行います。