長田組ブログ

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仕口と鉄骨工事?仕口とは一体どんなものか?

あなたは鉄骨造の部材の箇所の名称で「仕口(しぐち)」というものがあることはご存じでしょうか?

仕口は、鉄骨造であれば、必ず存在します。

では、仕口とは一体どんなもので、鉄骨工事とはどんな関係があるのでしょうか。

今回は 仕口と鉄骨工事 仕口とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

仕口とは一体どんなものか?

あなたは仕口とは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する仕口を一言でいうと、

 「梁と柱が交じり合う箇所」のことです。

また、鉄骨材のつなぎ目部分を「仕口部」といいます。

ただし、実際の現場では仕口とは呼ばずに、いろんな呼ばれ方をします。

2つのタイプの仕口!

鉄骨造の仕口は大きく分けると次の2つのタイプの仕口に分かれます。

ブラケットタイプ・ノンブラケットタイプです。

それぞれご紹介します。

ブラケットタイプ

ブラケットタイプとは、鉄骨工場でブランケットを柱に接合したタイプのことです。

ブランケットは工場の段階で取り付けられます。

ちなみにブランケットとは、壁などから腕木が横に持ちだした部材のことです。

簡単にいうと「部材の引っ掛け箇所」になります。

鉄骨造では、柱に取り付けられたブランケットに、梁を繋げ接合します。

一般的に鉄骨造ではブランケットタイプがメインで使われます。

ノンブランケットタイプ

ノンブランケットタイプとは、文字通りブランケットが取り付けられていないタイプの柱のことです。

ノンブランケットタイプの場合は、そのまま現場で梁を繋げ接合します。

コアとは一体何か?

鉄骨造では仕口と似た意味を持つ言葉に「コア」があります。

コアはその見た目からタイコ・サイコロとも呼ばれます。

通常、コアは部材単体のことをいいます。

先にコアを単体で作成して、その後柱に接合します。

コアには次のタイプがあります。

コラムコア・SRSコア・異形ダイアフラムコア・丸パイプコアなどです。

柱にコアを取り付けることで、柱の強度が増します。

ダイアフラムとは一体何か?

コア単管の作成には「ダイアフラム」が使われます。

ダイアフラムとは「鋼板(SN490C)」のことです。

ダイアフラムを使う理由は、梁からの圧力で、柱が押しつぶされないようにするためです。

鉄骨造の柱の中身は空洞です。

そのため、梁であるH形鋼を柱に直には接合できません。

地震の時に、H形鋼から柱が押しつぶされてしまうからです。

場所によっては4方から圧力がかかることがあります。

この押しつぶしを回避するために、コア単管の上下にダイアフラムを接合します。

その後、コア単管を柱に接合します。

そして現場で、コア単管に梁を接合するという流れです。

これにより、柱の押しつぶしがなくなります。