長田組ブログ

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鉄骨工事の玉掛け作業!使用できるワイヤロープの2つの条件!

鉄骨工事の玉掛け作業には、使用できるワイヤロープに条件があることをご存じでしょうか?

通常、鉄骨工事の玉掛け作業にはワイヤロープが使われています。

何気に使っていますが、どんなものでも使って良いわけではありません。

使用にはある条件があります。

では、一体どんな条件なのでしょうか。

今回は 鉄骨工事の玉掛け作業・使用できるワイヤロープの2つの条件 ついてわかりやすくご紹介します。

玉掛け作業とは何か?

玉掛け作業とは一体どんなものかご存じでしょうか?

鉄骨工事に関係する玉掛け作業とは

 「クレーンのフックに荷材をかけたり、はずしたりする作業」

のことです。

鉄骨工事の現場では、玉掛け作業は必ず行われます。

クレーン等安全規則とは何か?

クレーン等安全規則とは一体何でしょうか?

クレーン等安全規則とは、クレーンに関する様々な安全基準を定めた厚生労働省令のことです。

玉掛け作業と玉掛け用ワイヤロープには、必ず クレーン等安全規則 が関係してきます。

クレーン等安全規則においての対象のクレーン装置とは?

クレーン等安全規則では、どんなクレーン装置が対象になるのでしょうか?

対象になるのは次の6つのクレーン装置です。

❶固定式クレーン

❷移動式クレーン

❸建設用リフト

❹簡易リフト

❺デリッククレーン(0.5トン以上の吊り荷をウィンチで巻き上げるタイプのクレーンのこと)

❻エレベーター

クレーン等安全規則においての規定とは?

クレーン等安全規則では、どんなものに対して規定があるのでしょうか?

次の9つの行動に対しての規定があります。

❶クレーン等の製造

❷クレーン等の設置

❸クレーン等の使用

❹クレーン等の自主点検

❺クレーン等の性能検査

❻クレーン等の各種届出

❼クレーン等の玉掛作業

❽クレーン等の運転士免許

❾クレーン等の技能講習

ワイヤロープを玉掛け作業で使用するための2つの条件とは?

ワイヤロープを玉掛け作業で使用するには、クレーン等安全規則に関する2つの条件があります。

では、2つの条件とは一体どんな条件なのでしょうか?

こちらではそれぞれご紹介します。

①安全係数

1つ目が「安全係数」です。

安全係数とは、玉掛け用具の「破断荷重」と「最大荷重(力)」の比のことです。

安全係数は別名「安全率」ともいいます。

玉掛け用具の安全係数は次の通りです。

〇玉掛け用具の安全係数表

玉掛け用具安全係数(安全率)
ワイヤロープ6以上
チェーン5以上(一定の要件を満たすものは4以上でもOK)
フック・シャックル5以上

➁端末処理(端末加工)

2つ目が「端末処理」です。

端末処理とは、ワイヤロープの末端に関する納まりのことです。

ワイヤロープの端末処理には次のものがあります。

〇端末処理

端末処理のタイプ端末処理の詳細
エンドレス1本を円でつないだワイヤロープのこと
両端にフック・シャックル接続用具のこと
リング端末にリング材を付けたワイヤロープのこと
アイ端末にわっかを付けたワイヤロープのこと