長田組ブログ

blog

鉄骨工事で使うワイヤロープ!アイスプライス加工とは?

ワイヤロープの端末加工には、アイスプライス加工があることはご存じでしょうか?

通常、鉄骨工事の建て方の荷吊りの時にはワイヤロープが使われます。

ワイヤロープにはそれぞれ個別の端末加工がされています。

ワイヤロープの端末加工の中でも代表的なものが「アイスプライス加工」です。

では、アイスプライス加工とは一体どんな端末加工なのでしょうか。

今回は 鉄骨工事で使うワイヤロープ・アイスプライス加工とは についてわかりやすくご紹介します。

ワイヤロープの端末加工とは何か?

ワイヤロープの端末加工とは一体何でしょうか?

ワイヤロープの端末加工とは、ワイヤロープの末端に関する納まりのことです。

言い方を変えると、ワイヤロープのエンドの加工のことになります。

一般的には次の2種類の端末加工があります。

❶アイスプライス(編み込み)加工

❷ロック(圧縮止め)加工

今回は、アイスプライス加工について詳しくご紹介します。

アイスプライス加工とは何か?

アイスプライス加工とは一体何でしょうか?

アイスプライスとは「アイ」を編み込むことをいいます。

「アイ」とは「わっか(〇)」のことです。

わかりやすく、アイスプライス加工に使われている用語を下記の表にまとめてみました。

〇アイスプライス加工の用語の意味

アイスプライス(Eye Splice)「アイ(〇)」を編むこと。別名「サツマ加工」「サツマ差し」ともいう。
アイ(Eye)ロープの先端を折り返して「わっか(〇)」にしたもの。別名「蛇口」「玉子(たまこ)」ともいう。
スプライス(Splice)「編み込む」「繋ぐ」という意味。「ジョイント」ともいう。
ストランドより合わせた小ロープのこと。

まとめるとアイスプライス加工とは、ストランドをワイヤロープの間に差し込んで「アイ(わっか)」を作る加工方法のことになります。

差し込み回数とは?

アイスプライス加工には、差し込み回数が決まっています。

差し込み回数は「クレーン等安全規則 第219条」で決められています。

「クレーン等安全規則 第219条」での差し込み回数は以下の通りです。

❶ワイヤロープの全てのストランドを3回以上編み込む

❷それぞれのストランドの素線の半数を切る

❸残された素線をさらに2回以上 編み込む

ただし、全てのストランドを4回以上編み込んだ場合は1回以上でもOKです。

以上で、差し込み回数は満たされます。

差し込み方法とは?

差し込み方法とは、アイスプライス加工で施される差し込みの方法のことです。

主に次の6つの方法のいずれかが行われます。

❶巻差し

❷かご差し

❸丸差し 

❹半差し 

❺逆差し

❻エビ差し